理事長コラム
門司誠一の思いをつづります。
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2023.07.03
平成16年4月に特別養護老人ホームを設立し、管理者であった私は入居者様やご家族様対応、そして職員確保等に奔走した。その間、当時の理事長は新規設立した特別養護老人ホームの運営は私に任せ、保育事業参入を目指し鳥栖市との協議・他の保育園の見学、そして建設用地の選定や職員確保など保育事業参入に邁進する。
本法人保育事業は、JR田代駅前にある利便性と病後児保育、担当制保育、縦割保育を掲げ、建設工事は平成17年夏に入札が行われた。鳥栖市の業者は入札を辞退、本来は失格となる遅刻した業者が落札するというハプニングからのスタートとなり、ついに建築着工となる。
建築工事は順風満帆かと思いきや、工期途中で世の中を騒がせる事件が起こる。いわゆる「地震などに対する安全性の計算を記した構造計算書」が偽造されていたことを公表したことに始まる一連の事件「構造計算書偽装事件」である。一度設計した構造計算に再チェックが入り、工事は遅れに遅れ、園庭に築山や砂場もない保育園が平成18年3月末に無事引き渡され、4月に入園式が滞りなく行われた。
本法人レインボー保育園は、今年で約18年が経過し、利用者サービスの観点から令和5年度中に外壁https://kensyoukai.or.jp/column/wp-content/uploads/2023/07/レインボー外観北.pdf、内部https://kensyoukai.or.jp/column/wp-content/uploads/2023/07/レインボー階段.pdfの改修工事に着手する予定である。
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2023.06.30
1999年から始まった高齢者福祉事業は翌年の介護保険制度施行に併せ、居宅介護支援事業所の整備などの準備に追われる波乱のスタートであった。
法人設立前の1997年に佐賀県知事と鳥栖市長宛に特別養護老人ホームを含めた老人福祉施設計画書を提出していた当法人は、特別養護老人ホームの設立を模索していた。当時の「さがゴールドプラン21」には、特別養護老人ホームを佐賀県東部地区(鳥栖・三養基地区)に平成12年度、平成13年度、平成15年度に確保する計画を佐賀県が公表する。そこで、当法人は、平成14年に3事業所競合したが採択され、特別養護老人ホーム設立計画がスタートした。
平成14年秋には基本設計、平成15年には実施設計が完成するも佐賀県に談合情報が入り、入札が遅れるハプニングや設計変更もあり、特別養護老人ホームひまわりの園新築工事は、鉄筋コンクリート造3階建・延床面積3,100㎡、予定価格566,146千円、12共同企業体が入札に参加し、税込505,365千円で落札された。約20年前であるが現在の建築費からみると破格の金額である。
多くの困難があったが、良き理解者、良き協力者を得て、無事に平成16年4月に佐賀県で初めての「個室ユニットケア」の特別養護老人ホームひまわりの園が竣工した。
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2023.06.29
平成7年に特別養護老人ホーム設立計画がスタートし、近隣との用地交渉・打ち合わせが始まった。勿論、近隣からの高齢者施設への期待感は皆無であり、関係者には計り知れない苦労があったと思われる。当時、反対意見もあったが、地元の皆様のご協力のもと、平成8年に佐賀県に老人福祉施設設置計画書を提出し準備が始まった。
当初計画していた特別養護老人ホームは佐賀県東部地区に高齢者福祉計画の策定がされておらず断念したが、佐賀県は当法人が設置計画書に掲げていたケアハウスの建設を許可した。そして平成10年に建設工事を着工し、平成11年初夏、施設のから見えるローソンの駐車場部分にプレハブ2階建ての「ケアハウスコスモスの園設立準備室」を立ち上げた。
当初の予定から半年遅れの平成11年8月、ついにケアハウス、デイサービスセンター、ホームヘルプサービス、在宅介護支援センターがオープンすることとなる。設立構想から4年の歳月が流れ、高齢者福祉事業がスタートした。
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2023.06.28
社会福祉法人健翔会の理事長を務めている門司誠一(もんじせいいち)です。本法人は、平成10年に法人設立、平成11年から高齢者福祉事業、平成18年に保育事業に参入いたしました。設立の経緯や福祉事業の実情、行政との係わり、その他問題点などを発信していきたいと思っています。併せて、鳥栖市内の情報をご紹介しますので宜しくお願いします。