年頭のご挨拶
2024.01.09

 

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

 旧年中は一方ならぬご厚情を賜り厚くお礼申し上げます。

 さて、昨年は野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で、日本代表「侍ジャパン」が2009年以来14年ぶり3度目の優勝を果たしました。そして秋にはメジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が日本人初の本塁打王となり、野球の明るいニュースが流れました。

 5月には、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられ、3年余り続いたコロナ対策は、平時の体制に切り替わり、「マスク着用」「3密回避」など、これまでの暮らしを一変させたコロナ禍は、区切りを迎え賑わいを取り戻しました。

 夏は猛暑が続き、6~8月の平均気温が、1898年の統計開始以降で最も高かったと発表され、最高気温が35度以上の「猛暑日」の日数は全国38地点で最多となり、熱中症によるとみられる死者も相次ぎました。猛暑は農作物にも影響を与え、不作により野菜などの価格が高騰し、夏を過ぎても暑さは続き9~11月の平均気温も統計開始以降、最高を記録した厳しい酷暑となりました。

 年末には自民党最大派閥の安倍派による政治資金パーティー収入の裏金化疑惑が判明し、官房長官ら同派の4閣僚と5人の副大臣、政調会長ら党幹部も辞任する異常事態となり、今年の国会審議に影響がありそうです。

臨済宗大本山 南禅寺 公式サイト :: 南禅寺 (nanzenji.or.jp)

 南禅寺派田中寛洲管長から「龍聚鳳翔」の色紙をいただきました。「龍が集まり、鳳が空に舞う」というこの語は、目出度いことこの上ないという祝いの言葉で、「翔」の字は幸いを意味する「祥」に通じると書かれています。

 今年は、介護・保育の人材確保は勿論、各分野に関する諸問題を行政に伝え、職員とともに力を合わせて運営していく所存でありますので、昨年同様に更なるご高配を賜りますようお願い申し上げて、新年のご挨拶といたします。