2000年に導入された介護保険制度により、家族介護から社会全体で介護と向き合う時代となりました。その1年前に設立した当園ですが、少しずつ地域の方と信頼関係を築くことができたと感じています。私たちが大切にしてきたのは、利用者様やご家族様の要望に寄り添うことです。どんな時も利用者様を温かく迎えられる明るい場所であるために、職員にとって働きやすい職場づくりに力を入れています。その一つとして、年間休日120日以上にこだわり、シフトは可能な限り本人の希望を重視。一方、職員一人ひとりのキャリアを後押ししたいと、資格取得支援制度の充実を図っています。その結果、仕事もプライベートも充実できているという職員が多く、地元少年野球チームのお世話をしたり、趣味の楽器を続けたり、思い思いに過ごしています。また、結婚や出産、介護など、家庭の事情に応じてシフト制の部署と休みが固定されている部署を行き来するなど、長く安心して働き続けられる体制を整えています。超高齢化社会となり、要介護の利用者様はさらに増えることが予測されます。だからこそ、福祉の未来を担う人財育成は必要不可欠なもの。当園でも外国人職員を受け入れていく予定がある中で、日本ならではの良い習慣、良い暮らしを守り継ぐ将来のリーダー候補を求めたいと考えています。元気で明るく大らかな心を持つ若い人たちの力に期待しています。